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茶房ブランカ  /  南区猿猴橋町


















2012年10月31日で53年の歴史に幕を下ろした茶房ブランカ。
広島駅南口Bブロック再開発によって、この一帯は、11月から、取り壊し工事が始まる。広島の純喫茶文化の歴史の一つ。朝早く、立ち寄って、モーニングセット(630円)をいただく。























変わらない味。こじんまりしたオムレツと、塩辛いマーガリンが切れ間に塗られたロールパン。やわらかなスパゲティも。苦みのあるコーヒーは独特。そして、食べ終わると出てくる、ブランカ名物の昆布茶。本当に昭和の雰囲気のままの時間が流れていきます。


























店の女性に、「ありがとうございました」とお礼を言っていただきました。なじみ客が、別れを惜しんで何人も訪れていた。こういった、昭和の時代の純喫茶文化って、残せるものなら残してほしいものですが。













このすぐ向かいの純喫茶パール(広島の純喫茶の代名詞)は、来月下旬まで営業されるそうです、そのほかの、蕎麦屋さんや靴屋さんなどは、10月末で一斉に閉店されました。吉田類の酒場放浪記でもやっていた、やよ福さんもですよね・・・3,4年後には、高層ビルと商業施設ができますが、ブランカも、パールも、そして、この街並みも、ずっと記憶に焼き付けておきたいな。(子供の時は、このエリアの一角にあった昔あった、オメガランドという大きな玩具店は憧れの場所でしたが)










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