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純喫茶パール  /  南区猿猴橋町









とりあえず65年の歴史に幕を閉じる純喫茶パール
広島駅前南口Bブロック再開発にともない、取り壊される。広島の純喫茶文化の代名詞だったこのパールの閉店を惜しんで、きのうの夕方も、満員のお客さん。長年通い続けた常連さんから、若い方たちまで。この昭和の歴史を物語っている空間、そして味を最後に楽しんでいた。3年後に完成する再開発の高層ビルの中に、再出店する予定ですが、この建物のすてきな雰囲気は、たくさんの心の中に思い出として残っていくと思います。





























以前、名物のらせん階段を上って、2階へおじゃまさせていただいたことがありましたが、2階も、開店当時から使われているソファー椅子やテーブル、カウンターがいまも残されていて、感動したんですよね。お店の方は、店内の一部や、装飾品などを保管して、3年後に・・・との思いが強いようです(ちょっと前、セットをいただくため訪れたとき、店主さんと再開発関係者さんとの会話が耳に入って・・・)











セットメニューは銀色のトレイに載せられて、これも味があるなぁって。きのう、私はもちろん、最後に頼んだのは、学生時代から頼み続けたブレンドコーヒー。純喫茶ならではの、ピーナッツ付き。きのうは、店内や外で、最後のパールをカメラで撮影する人がとても多かったです。








あぁ、なんだかさみしくなりますね。まさに、広島の戦後復興の証人であり、文化のひとつだった場所
純喫茶パールのページは、その4に続きます

















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